ほんとうの「生き方」を求めて

~私たちはなぜ映画「降りてゆく生き方」を、つくらなければならなかったのか~ 私たちは、映画「降りてゆく生き方」をつくるために、200名もの方々にインタビューを行い、GearBest、300冊以上の本を読破しました。この不安と絶望だらけの現代を、どうやって生きていったらよいのか。そのヒントでいいから提示したい、という想いが、膨大なリサーチへと我々を誘ったのでした。 では、私たちは、どのような世界観をもつに至ったのか? その全体像をここでご紹介したいと思います。 参考書籍 インタビュー映像 私たち日本人は、第二次大戦後、物質的・経済的な豊かさこそが幸福への道と信じ、戦後の何も無い焼け野原から、国民一体となって必死に努力してきた。 そして日本は、世界でも有数の豊かで便利な国となった。 正に私たちは、かつての夢を実現したのである。 ところが、いま日本では、数々の問題が発生している。格差社会。勝ち組・負け組。少子高齢化。地域間格差。年金問題。多発する少年犯罪・凶悪犯罪。偽装問題。食品問題。年間3万人を超える自殺者。派遣切り・・・現代の日本を生きる私たちの不安は、もはや数限りない。 エアコン おすすめ 私たちは「豊かになる!」という夢を実現した。それは想像以上の形で実現したと言ってよい。しかし、現実には、幸福になるどころか、未来への夢と希望を喪失している日本人であふれかえっているのである。 しかも、2008年は、米国のサブプライム問題とリーマンブラザーズ破綻に端を発する世界金融恐慌が追い討ちをかける。グローバリズムの名の下に、膨張してきた金融資本主義がついに破綻したのだ。 その余波は日本をも直撃し、日本を代表する優良企業であるトヨタ自動車までが赤字になり、大不況へと陥ってしまっている。いつごろ景気回復をするのか、見通しは全く立たない。 このように、どこもかしこも問題だらけの現代社会において、多くの日本人が不安で、孤独で、希望を喪失していることは、むしろ当然なことかもしれない。 しかし、我々は、たとえこのような絶望的状況であっても、未来に向けて、希望を見出したい。或いは、我々自身が、希望の灯を点したい。 では、一体、どうやったら、「絶望社会」日本に希望の灯を点すことができるのだろうか? 第二次大戦後、日本人のみならず世界中の人々は、科学の進歩にこそ人類の明るい未来の希望があると考えていた。 そのハイライトは、世界中が熱狂した、米国のアポロ計画による月着陸であろう。 人類は、月にでも行くことができる。 人間の科学技術は、もはやどんな問題でも解決できると、当時の人々は考えたことであろう。 まさに「昇っていく時代」の象徴といえよう。 ところが、アポロ計画による月着陸からほどなくして、ローマクラブが「成長の限界」を発表し(1972年)、このまま地球の環境破壊が進めば環境悪化と資源の枯渇によって人類は成長の限界に達する、と論じたのであった。 人間の科学技術は、人間の輝かしい未来を保証するものではなく、環境破壊によって人類を滅亡へと誘うものになってしまっていたのである。Read More

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