2007年07月25日

女性達が活躍する町おこし(アネッサ・クラブ)〜会津若松取材報告その1〜


皆さん、こんにちは。「古き良き文化の薫る町、福島県会津若松取材報告」です。

鶴ヶ城現在 鶴ヶ城過去
皆さん、会津若松と聞いて何を思い浮かべますか?
白虎隊とか戊辰戦争とか...。おそらく、幕末の激闘に関することかな、と思います。では、今現在の会津若松って、どんな感じなんでしょう? そんな疑問を胸に、現地で活動されている方々に色々ヒアリングしました(詳細後述!)。皆さん、それぞれ50名〜100名のメンバーが在籍していることに加え、地域にとどまらない(それこそ日本全国に)ネットワークをお持ちです。まちづくりには欠かせない要素ですよね。”つながる”ことの大切さを改めて感じた次第です。

ちなみに。上の写真をご覧下さい!
福島県会津若松のシンボル、鶴ガ城(若松城)の雄姿です。右は元のお城。明治政府の命により天守閣等の建造物すべてが取り壊されました!左は現在の鶴ヶ城。1965年に再建されたものです。古いものと新しいもの。どちらが良い悪いという区別はないですよね。古き良きものを活かした現代のまちづくり。これが重要なんだと思います。それでは福島県での取材レポートをご覧ください!


◇女性達が活躍する町おこし(アネッサ・クラブ代表の山口乃子さん)


アネッサクラブは、1997年2月に創立された、会津若松の駅前〜大町〜野口英世青春通り商店街地域の女性たち(男性も含)で構成される任意団体です。 現在会員85名を擁しており、「のきさきギャラリー」「四つのどうぞ」「花と緑のストリート」「クリーンデー」「アネッサ十日市」等、様々な活動を実施していらっしゃいます。

「のきさきギャラリー」というのは、各家庭にある既存のお宝物を商店店頭に展示するものです。 何かを新しく作ったり用意するのでなく、それぞれの家に昔からあるものを展示しよう、という趣旨で始められたそうなのですが、これが好評。


のきさきギャラリー

ご本人達にとっても自己表現の場となり、社会とつながった感覚を味わえるため、意義深かったとのこと。
また、商店にとっては招き猫でもあるので、その意味でも良い訳です。

やはりコミュニケーションって必要なんですね!
その流れから、「四つのどうぞ」運動などを積極的に展開され、平成16年度には、「ふるさとづくり賞 内閣総理大臣賞」を受賞されてます。

創立者である山口さんは、同じ福島県ではあっても全く気風の違う海側の「いわき市」ご出身。
まちづくりに必要な要素としてよく挙げられるのが、「よそ者」「若者」「バカ者」ですが、山口さんも云わば「よそ者」になる訳ですね。
「よそ者」かつ女性が先頭に立ってまちづくり活動を開始した、というのがユニークなところです。
周囲の理解を得るのは大変だったのでは、と思うのですが...。
よそ者が大地に風を運んで、風土になるんだ、と仰ってたのが印象的です。
年続いているというのは、本当に素晴らしいことですよね。

最近は特に周囲(行政や家族)の協力度合いが高まっているようです。
なお今後、今以上に活性させるためには、アネッサ・クラブ単独の活動だけでは難しい、とのこと。
行政等による積極的な支援は本当にありがたい、と仰ってました。

アネッサ・クラブは、活動することで地域社会に参加できるので、皆さんやりがいを感じているとのこと。
メディアからも評価されている!と感じられるのも効果があるようですね、やはり。そうそう、驚いたのですが、実はこの活動始めるまでは、隣近所のお付き合いもあまりなかったらしいです!そういうのって、東京とかの専売特許かと思ってたんですけど。
やはり、地域社会につながっていることを意識することが、まちづくりの基本なんですね。

さて、話は変わって。地域参加の一環として、「アネッサ十日市」というイベントがあります(毎月10日に、商店で何らかのイベントを実施)。
お伺いした当日、会員である商店「松屋衣料店」にて、地元のおばあさまによる「語り部のひと時」なるイベントを開催してました。
地元の昔話を、おばあさまが地元の方言で語ってくれるのですが、そのやわらかな語り口が、何ともいえないふんわりとした空間を作り出しているんです。
ほんの少し前まで、地域の伝承は文字ではなく口頭で行われていた、というのを実感したひと時でした。

語り部
イベント終了後に、出演していたおばあさまと観客が一緒になってお茶を飲むんですが、このひと時がまったりとしていて良いんですね。
地域の伝承、是非次世代の方々に継いで行って欲しいなぁ、と(しみじみ)。
毎月10日にイベントやってますので、ご興味ある方は是非行ってみてください!


アネッサクラブ 公式サイト
http://anessa-club.jp/


「地方都市を盛り上げる取り組み(七日町通り) 〜会津若松取材報告その2〜」に続く。

 



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コメント

初めまして、当クラブを取り上げていただきまして、ありがとうございます。今日8月4日は会津流しかんしょ踊りという、盆踊りの会津磐梯山の原型といわれる踊りを復活したものです。会津若松駅から野口英世青春通りまで、踊り流しました。毎年第一土曜日に実施しています。来年は復活10周年です。参加は全国どこからでも「来てくなんしょ」お申し込みは平成20年6月頃アネッサHPにてお待ちしております。

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