日本の原風景〜新潟・荻の島環状集落
みなさん、こんにちは、にっぽんプロデュース高木です。今日、74年ぶりに日本の最高気温が40.9度と更新されました。暑い日々が続いておりますが、体調崩されないように。
さて、先日映画の取材を兼ねて新潟へ行って参りました。特に印象深い風景に出会いました。新潟・高柳の荻の島集落です。ここは国道の横道から少し上がったところに一気に開ける集落なのです。かやぶきの家は、このエリアにはまだまだたくさん残っているのですが、新旧入り混じった中にかやぶきの家がぽつぽつ存在するのとは全く異なり、集落のほとんどがかやぶきの家。まるでその風景は、タイムスリップしたよう。ここに日本の原風景がありました!
荻の島集落は、環状集落と呼ばれ、まさに田んぼを真ん中にして、その周りにかやぶきの家が囲んでいます。この集落は、田んぼを円で囲むように水路があり、その水路から田に水が引かれると同時に、各家の生活用水としても機能しています。その集落の中に、“かやぶきの宿”があります。
一棟貸切方式で、『荻の家』『島の家』の2棟あります。食事は、宿の管理人の中西ユリイさんが朝・晩とおいしい、まさに山のごちそうを作ってくれます。ユリイさんは、全日空の機内誌「翼の王国」にも紹介された有名人。
この機内誌に載ってからは、日本人以外にも外国人が多数訪ねているとのこと。
とある外国人のグループが日本に来て、この集落を見た時に 『ここはパラダイスだ!』 と絶賛したそうです。日本らしさをせっかく味わいに来ても都会にはその風景はなかなか見つけることができません。
それゆえに、ここに来た、外国人は、これぞ、日本!と満足するのでしょう。
我々が全国へ取材などで飛び回っていることをユリイさんは羨ましがっていました。ユリイさんは、高校卒業後、2年ほど東京で仕事をしていた(大学へ行きたかったが貧しかった)時期があるそうですが、田舎へ帰ってきて欲しいとのご両親の願いを聞き入れ恋人と別れて田舎へ戻ってきたそうです。以後、ずっとこの集落を田畑を守ってきたのです。そんなユリイさんだから、旅行もしたことがないのでしょう。でも、ここは、逆にたくさんの人が日本だけでなく、世界から訪れてくれるのです。
明治以降、近代化を進めた日本。戦後、さらにその速度は増しました。
便利便利を追求することで、大切なものを我々は失っているのかもしれません。久しぶりに見た赤トンボを見て、子供の頃の懐かしさをこの集落で思い出しながら、将来の日本を憂えるのでした。
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コメント
Posted by: satokunn | 2007年08月20日 15:32
Posted by: としろう | 2007年08月28日 10:21