2011年10月04日

フォトレポート★「りんごの生き方」in 愛知〜愛知・生き方ルネッサンス

2011年1月よりスタートした本企画「りんごの生き方」(映画「降りてゆく生き方」上映&「奇跡のリンゴ」木村秋則氏特別講演)は、沖縄を皮切りに福岡、兵庫、と北上し、第4弾は「愛知・生き方ルネッサンス」と名付け、愛知県名古屋市にて実施いたしました。



おかげさまで多くの方々にご参加頂き、
来場者数は2,000人を突破いたしました。


しかし、今回の「りんごの生き方」はそれまでと違い、
「大きな難関」を迎えることとなりました。


その課題と出会った時、あらためて木村秋則氏が伝える「共存共生」の意味や、映画に込められている「降りてゆく生き方」という深さを知り、いかにして普段の生活の中で実践すべきかという貴重な機会に巡り会いました。
そして、それらの困難を乗り越えた先に、新たなる歴史が動きだし、笑顔と希望を迎えることができたのです。

そんな意味深な冒頭の書き出しですが、当日の模様を多彩なスペシャルゲストのご紹介をまじえながら、恒例のダイジェスト・フォトレポートでお伝えします。



まずは恒例の会場のご紹介。
「りんごの生き方 in 愛知」の会場に選ばれたのは、名古屋市の鶴舞公園内に鎮座する「名古屋市公会堂」です。明治風の建造形式に現れている通り、その歴史は古く、約90年ほど前に建設された建物です。

実はこの会場が今回の大きな難関の出発点でもあったのです。
その件は、後ほどじっくりご報告させていただきます。



当日は9月というにはあまりにも残暑が厳しいにも関わらず、午前・午後ともに、
多くの方々が会場へ開演前よりご来場頂きました。



入り口付近はややパニック気味で、当日ご協力頂いたボランティアスタッフの方々も大忙し!



特に今回は「りんごの生き方」が西日本最後の公演ということで、愛知県だけでなく、
全国各地から地域や世代をこえて、多数ご来場頂きました。
 


もはや恒例ともなってきている公演前の長蛇の列。



映画「降りてゆく生き方」と「木村秋則さんの講演」を楽しみにたくさんの方々が、
それぞれの想いで集まってきて頂きました。



そして、来場者を迎えるのは、地元愛知県を中心としたボランティアスタッフの方々。
加えて、「降りてゆく生き方」を支援して頂いている方々がこの日のために、全国より協力&支援に会場へ駆けつけて頂き、過去最高人数のスタッフ数となりました。



いよいよ開場です。
独特の建物内では、2階席まで多くの方々により埋め尽くされています。



少し早めに席を確保した方々は、お仲間やご友人などと会話したり、
それぞれ自由なスタイルで開演を待ちわびていました。

さて、いよいよスタートです!



大きな拍手に迎えられステージに登壇されたのは、
当日の司会進行を担当された、織田英嗣さんです。

実は、かつて織田さんは競争社会のど真ん中でひたすら昇る生き方をしていました。その影響から食道ガンになってしまったのです。しかし、織田さんはその絶望的とも思える病から無事に命をとりとめました。そこから自らの生き方や食生活も全て見直し、「一般社団法人 日本がんマネジメント協会」の理事となり、「幸せな生き方が、がんにならない生き方」を提唱!「がん」の原因は私たちの生き方のなかにあると語っています。「がん」という病を通して、人の生き方(体と心の使い方)、社会や経済のあり方を考えていく活動をしています。
また、「玄米おむすびの会」を立ち上げ、食生活を通して生き方を考えて頂く団体の活動もされ、新たな生き方を歩み始めた時、映画「降りてゆく生き方」と出会い衝撃を受け、自身でも約1年前に地元で上映会を主催していただきました。
そして、この度の「りんごの生き方」でも多くの方々に声がけして頂き「物事はなんでもひとりからはじまる」というスタンスを率先して実践し本企画へ多大なる支援と協力を頂きました。



そんな織田により、映画「降りてゆく生き方」の脚本・総合プロデューサーである、森田貴英さんが特別ゲストとしてステージへ登壇されました。
この二人が中心となり、先に書いた今回の「大きな難題」に向かい合い、何度何度も協議を重ね、無事にこの日を迎えられたのです。

さて、そのお話は後にして、まずは。。。。
木村秋則さんの特別講演からスタートです!



「りんごの生き方」の特別公演では、全会場でご本人を目の前にしながらも大型スクリーンで体感して頂けます。1000人以上の来場者でも、木村さんのお顔や表情、そして貴重な資料なども、どこの席からでも見えるように配慮してステージが構成されています。

この日の公演でも、ひとたび木村さんが語りだすと、会場内はシーンと静寂となり、
みなさん木村さんのひとことひとことを大切に受けとめていらっしゃいました。

時にユーモアを交えながら語ると会場内では笑いで溢れ、時に見た事もない資料や心に響く言葉が語られると、驚きと感嘆の声が客席に溢れていました。
肥料も農薬も使わず、いかにしてりんごが誕生したのか、そしてそこへ辿り着くまでの過酷な生き方とこれからの日本が、いや世界が必要としている生き方について、深く大切なメッセージを発信して頂きました。

ちなみに、他の地域でも映画と木村秋則さんの講演をしたいとの希望を多数頂いておりますが、夏頃の段階で、すでに木村さんの年内の講演スケジュールはすべ てギッシリで埋まっており、この「りんごの生き方」でなければ映画と講演を同時に体感してしていただく機会はないのです。



<閑話休題>
さて、講演の後は小休憩をはさみ、映画「降りてゆく生き方」2011年度最新版の上映がお楽しみ頂きました。会場内には、小さなこどもから年配の方々、お身体が不自由な車イスの方まで様々です。
特に日本の映画館や講演会では、小さなこどもと一緒に参加することが難しい場合もあります。それに加え、まだ小さい子どもの世話や家事に忙しい母親の方々 でも気軽にご来場いただけるようにすべての会場で受け入れております。上の写真はそんな想いが型になって実現した1枚です。
スタッフの約1名がウルッとしたとかしないとか。。。(笑)

さて、いよいよお話しましょう。
なぜ今回の企画が「愛知・生き方ルネッサンス」と名付けられたのか!



実は、本企画「りんごの生き方」の会場内で、同じ日に上の階でなんとプロボクシング西日本新人王トーナメントが開催される事になってしまったのです。しか も、申込みの申請をしたのはこちらが先。建物は旧式の為に、ボクシングの「ドタンバタン!カーン!」など、大きな音漏れがする可能性があります。
しかも、それを名古屋市公会堂の方々は、当然知ったうえでダブルブッキングしたのです!

この緊急事態が判明した頃には、すでに本企画の告知ははじまり、各地で協力者や支援者、団体、企業、お店などが沢山の方々にお声がけをされていました。

「ボクシングの試合があるのでドタバタうるさいかもしれません」と平然と答える会場担当者に私たちだけでなく、関係者全員空いた口がふさがりませんでした!
何ヶ月も前から楽しみにしてくれている方々、遠方から足を運んで頂いている方々の事を考えると、そのときの私たちには当然のように「怒り」が沸き上がってきたのです。
公演を中止することも検討されました。

しかし、私たちが最終的に導き出した答え、それは。。。。

『「怒り」は何も解決してくれない』です。

こんな時こそ、木村秋則さんの共存共生の思想や、「降りてゆく生き方」という生き方を実践すべきではないのか。なぜ市が運営する名古屋市公会堂の担当者はそのような返答をしたのか。
もっとお互いが耳を傾け、むしろこういう場合こそそれぞれの立場を知り、現実を知るべきではないだろうか。それを名古屋市民、愛知県民に伝えるべきではないだろうか。



「りんごの生き方」という企画には、毎回地元や近隣の市町村の様々な活動をされている方々が多数支援して頂いています。少しでもこの企画をきっかけにそれらの活動を知って頂くこともささやかな恩返しでもあります。
しかし、それぞれの「我欲」で動いたり独占しようとすると、その結果にはトラブルが生まれ腐敗への道へ導かれます。いいことをしているのに、気がついたら誰かを傷つけてしまうこともあります。

お互いの世界に「無関心であることが、腐敗への第一歩」なのかもしれません。

勝つことや昇ることよりも、大切なことは「共に生きる」ということです。
誰かのせいにしたり、非難したりする前に、まずは自分の心のあり方を変えてゆく。
そして、小さな声を聞く、遠くの想いを受け取る、その時にきっと新たな変革が動き出すのだと感じました。

官と民とが諦める事なく、同じひとりの人間として向き合う。
行政で働く人も、市民も県民もどんな仕事のひとでも、誰もが悩みを持ち、苦労して、必ずしもトラブルを望んでいるわけではないはずです。



映画「降りてゆく生き方」には実際に各地で素晴らしい生き方をしている方々を多数モデルにして作られました。木村秋則さんもそうですが、本編の中で「仲間作りの選挙をしましょう!」と登場するシーンがありますが、まさにそのモデルが新潟市長の篠田昭さんなのです。

その篠田さんにご相談したところ、事情をご理解頂き、わざわざ忙しい合間をこの企画のためだけに愛知県の会場へ来て頂ける事になりました!(写真右から2番目:篠田昭さん)



篠田さんは地元で新聞記者から一転、絶対無理だといわれながらも仲間作りの「降りてゆく選挙」を実践し、見事大逆転で当選し、その後も何度も再選され現在でも巨大な政令都市の新潟市長を務められています。

篠田さんから、行政と市民との溝、行政内の溝、などそれぞれの難しさと本当の意味での改革やまちづくりの実情をお話しいただきました。

そして、なんと。。。。。。!



全国で注目されている篠田さんの「新潟州構想」と連携し、「中京都構想」を提唱する、河村たかし名古屋市長、大村秀章愛知県知事が、私たちの企画の想い、今回の事情を知り、ステージにご登壇頂きました!
(写真左より:織田英嗣さん/河村たかし名古屋市長/木村秋則さん/権藤栄作さん(映画に登場する市長役の俳優)大村秀章愛知県知事/篠田昭新潟市長/森田貴英さん)



河村たかし名古屋市長(写真左)が開口一番、「無農薬どころか無肥料でリンゴを栽培するなんて本当に驚いた!凄い事だ!」と驚きの声を上げました。



するとすかさず、大村秀章愛知県知事(写真左隅)へバトンを渡します。
その会話は、先ほどまでの深刻な緊張感から一転して和やかで笑いのステージトークとなったのです。



堅苦しい政治家の挨拶ではなく、それぞれが笑顔で本音を言い始め、木村さんの優しくも包み込むような笑顔で、客席だけでなくステージ上でも登壇者全員が笑顔が絶えない、なんとも不思議な化学反応が生まれたのです!



そして改めて、織田さんから、名古屋市民として、愛知県人として行政のトップに現状を伝えて頂きました。行政の効率化もいいかもしれない。しかし、そのために「ひとりの人間の想いや生き方」が置き去りになってはいけないのです。

織田さんはさらに『これを契機として、愛知県民や名古屋市民がこれからの「生き方」や「地域のあり方」を語り合う自主的な「タウンミーティングの場」を、立ち上げようと思います。
年齢も性別も職種も問わず、老若男女だれでも参加が出来る。政治家や公務員も自由に参加できる。そして感じたことを自由に語り合える場。そういうタウン ミーティングを、どんどん行っていきたいと思っています。 』と宣言すると、愛知県知事、名古屋市長ともに大賛成でエールを送りました。

それはまるで、木村秋則さんが講演で語った、世界中が求める、
排除しない生き方・共存共生の新しい生き方そのものでした。



最後に、総合プロデューサーである森田さんより、
『今回は準備まで色々とありましたが、「中京都構想」を、権限の集中と行政の効率化だけではなく、「人間といのちが生き生きと躍動する日本一魅力的な地域」を市民が創造するきっかけとなっていただけたら幸いです。」と締めくくりました。

その後、楽屋裏にて。。。



『対立から対話へ、そして、共存共生へ』
。。。その歴史的な記念写真です。



「りんごの生き方」終了後、楽屋裏にて、こちらも記念撮影です。
それぞれの「降りてゆく生き方」実践者の笑顔は、希望と呼ぶにふさわしいほど眩しいです!



こうして沢山の方々にご来場頂いた「りんごの生き方」in愛知は無事に大盛況により終了いたしました。ご協力、ご支援頂いたみなさま、そして、貴重な休日にご来場頂いた全てのみなさまに心から感謝いたします。

最後に。。。
名古屋市公会堂は、冒頭で書いた通り、大きな公園の敷地内にあります。
かつて大昔、この地に「鶴が舞い降りた」ということから「鶴舞公園」と名付けられたそうです。
現在、日本に生息する鶴はそのほとんどが生態系の変化から、天然記念物となっています。
「変革は、弱いところ、小さいところ、遠いところから始まる」、そんな想いを忘れず次の世代へつなげる事ができれば、もしかして、この地にも再び希望の鶴が舞い降りるのかもしれません。

そんな一筋の光を感じた、名古屋公演でした!

さて次回はいよいよ、「りんごの生き方」グランドフィナーレ(最終公演)です。
その地は、北の大地『北海道』です!!
泣いても笑っても、これが最後のチャンスです。


是非、あなた自身で貴重なラストチャンスとなる「りんごの生き方」を体感してください。
みなさんのご来場を心からお待ちしております!

★「りんごの生き方」in 北海道(最終公演)

・パソコンの方はコチラ
http://www.nippon-p.org/ringo-sapporo.html

・携帯の方はコチラ
http://www.nippon-p.org/cgi-bin/mt/mt4i.cgi?cat=18&mode=individual&eid=374


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